抗不安薬
注意:ウィキペディアは百科事典であり、提供する情報の安全性、正確性、有用性は保証いたしかねます。あなた自身の健康問題については専門家にご相談下さい。抗不安薬(こうふあんやく、minor tranquilizer,antianxiety drugs)は、マイナートランキライザーとも言い、精神疾患に使われる薬の一種である。弱い安定剤と言われている様に抗精神病薬と呼ばれるメジャートランキライザーと比べても作用や副作用は弱い。
抗不安薬には、脳神経に作用し、不安(恐怖)・緊張といった症状を緩和させる作用がある。睡眠時の緊張を緩和させる事から睡眠薬として利用される場合もある。パニック障害、不安障害、ストレス障害(PTSD、急性ストレス障害)など不安をともなう疾患に多く利用されている。また、症状によっては内科などでも処方され、手術の麻酔前に投与されることがある。
現在、日本国内において一般的に利用される抗不安薬は、ベンゾジアゼピン系とチエノジアゼピン系に分類されるものがほとんどである。(チエノジアゼピン系はベンゾジアゼピン系とは異なるが作用はほぼ同じである。)
ベンゾジアゼピン系は以前によく使われていたバルビツレート系に比べ安全性が高く、副作用も比較的少ない。しかし、乱用すれば依存性が生じる恐れがあるため専門医による処方が必要である。
主な抗不安薬
アルプラゾラム(商品名:ソラナックス、コンスタン) ジアゼパム(商品名:セルシン、ホリゾン) ロフラゼプ酸エチル(商品名:メイラックス) ロラゼパム(商品名:ワイパックス) ブロマゼパム(商品名:レキソタン) クロナゼパム(商品名:リボトリール、ランドセン)一般的には抗てんかん薬として使われる。 エチゾラム(商品名:デパス)チエノジアゼピン系。睡眠薬として出される場合もある。 クロチアゼパム(商品名:リーゼ)チエノジアゼピン系。