中東戦争
司法試験における中東戦争については、中東戦争 (司法試験)を参照。
中東戦争(ちゅうとうせんそう)ユダヤ人の殖民国家・イスラエルと周辺アラブ国家との間に起こった戦争である。大規模な戦争が4度おこり、それぞれを第一次~第四次に分類する。
第一次中東戦争
イギリスによる委任統治が終了し、1948年5月14日、イスラエルが一方的に独立を宣言すると、これに反対する周辺アラブ諸国がパレスチナへ進軍。近代兵器で武装したイスラエル軍とアラブ人との力の差は歴然で、しかもアラブ諸国の足並みの乱れから、イスラエル優位のまま11月に停戦となる。イスラエルでは独立戦争と呼ぶ。
第二次中東戦争
- 1956年にエジプトで、イギリス・アメリカによるアスワン・ハイ・ダムの建設が中止になったため、当時のエジプト大統領ナセルはスエズ運河の国有化を発表した。これに反発したイスラエルがシナイ半島に侵攻、スエズ運河を建設したイギリス・フランスも軍事介入したが、国連の調停でエジプトの国有化となる。一般にはスエズ動乱やスエズ戦争と呼ばれる。
第三次中東戦争
- 1967年の6月にイスラエルはアラブへの先制攻撃をかけてヨルダンのヨルダン川西岸・ガザ地区・シリアのゴラン高原・エジプトのシナイ半島を占領し、領土を分割決議当時の約7倍に拡大した。六日で勝敗が決したため六日戦争ともよばれる。
第四次中東戦争
- 1973年10月にエジプトが失地回復のため、シリアとともに先制攻撃をかけ、緒戦でシナイ半島を奪還し、初めてイスラエルに勝利した。10月に勃発したので十月戦争と呼ばれる。アラブ各国はこの戦いを有利に展開するために石油戦略を発動し、世界でオイルショックを引き起こした。