主体思想
主体思想(チュチェしそう、주체 사상; Juche-sasang)は、北朝鮮の国家方針を決定付けている根幹思想論。朝鮮労働党総書記である金正日が考えたものと言われているが、実際は現在韓国に亡命中の黄長燁(ファン・ジャンヨプ)によって考え出されたものである。
以下がその内容である。
主体思想論
序
自分の運命の主人は自分自身であり、自分の運命を開拓する力も自分自身にある。故に、革命と建設の主人公は人民大衆であり、革命と建設を促進する力も人民大衆の側にある。
革命的首領観
従って、革命と建設の主人公である人民大衆は必ず首領の指導を受けなければならない。首領は頭であり、党は胴体であり、人民大衆は手足と同じである。胴体と手足は頭が考えたとおりに動かねばならない。頭がないと生命は失われる。よって、首領の権威は絶対的であり、全ての人民大衆は無条件に従わねばならない。
社会政治的生命体論
肉体的な生命は生みの親が与えるが政治的な生命は首領が与えるもので首領は生命の恩人であり父と同じだ。従って、父の間違いで家が傾いたと言って父を代えることができないように首領を代えることはできないのである。全人民は団結して無条件に忠誠を捧げなければならない。