This article at Wikipedia

二次方程式

二次方程式とは、次数が 2 であるような(おもに Q 上の)代数方程式、即ち、

の形に帰着できる方程式のことである。

一般解の導出

以下、この方程式を一般的に解くためのプロセスを紹介する。

まず、簡単のため、方程式の両辺を a で割り、2 次の項の係数を 1 にする。

b' が 0 の場合

1 次の項が無い二次方程式、即ち
を解く事を考える。まず、c' = -1 と置いてみる。この時、x2 = 1 であるから、x の値は 1の原始平方根冪乗に等しい。1 の原始平方根は -1 であったから、この方程式の解は x = (-1)m = 1 , -1 となる。 次に、一般の c' について考えてみる。移項整理することによって、x2 = -c'。さらに、平方根の定義から直接に、
これが、1 次の項が無い二次方程式の解である。

平方完成による解法

一般の b' に対する2次方程式の解法を考える。当然、このままでは解けないので、式を適当に変形する。
これは 1 次の項が無い形であるから、その解は、
となる。ここから t を分解して、移項整理することによって、
を得る。このように、一般の二次式を t2 + k のように 1 次の項が無い形にすることを、平方完成という。平方完成の技法は、この他にも、円錐曲線の標準化などに用いられる。

二次方程式の一般解

今まで、2 次の項の係数を 1 として考えてきたが、最後に係数を一般にして、二次方程式の一般解を与えることにする。
こうして二次方程式が一般的に解かれた。

虚数単位の導入

次の二次方程式
は、実数の範囲で解を持たない。その解として、実数でない新たな数 i を導入することによって、全ての2次方程式が解を持つようになる。このような数 i虚数単位と呼ぶ。 また、実数 x, y を用いて x + i y と書けるような数を\複素数と呼び、その全体を C で表すことにすれば、全ての代数方程式が C 上で解ける。

二次方程式の判別式

一般の代数方程式において判別式は、方程式が重根を持つか否かを判別するための式であるが、二次方程式においては、方程式が R 上で解けるか否かまでを判別することが出来る。判別式 D は、通常の導出方法によって、次のように与えられる。
D の符号による解の分類は以下の通りである。
D > 0 の場合:R 上の異なる二根
D = 0 の場合:R 上の重根
D < 0 の場合:C 上の異なる二根
また、二次方程式の一般解は、判別式を用いて
と書ける。

関連記事

代数方程式連分数黄金比定規とコンパスによる作図



This article is from Wikipedia, the Free Encyclopedia. All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.


社会 • 社会政治経済産業交通教育歴史福祉医療環境環境問題市民活動平和軍事 • 芸術と文化 • 芸術文化言語宗教遊び趣味伝統芸能文学音楽美術演劇映画アニメ漫画建築スポーツゲームギャンブル食文化ファッションマスメディア出版新聞放送テレビラジオ • 世界 • 世界アジアアフリカオセアニア北アメリカ南アメリカヨーロッパ • 日本 • 日本北海道東北関東中部近畿中国四国九州沖縄 • 学問 • 学問文学哲学倫理学心理学社会学法学経済学数学物理学化学生物学地球科学医学工学 • 自然 • 自然宇宙元素気象災害海洋生物植物動物鉱物 • 技術 • 技術コンピュータネットワークエレクトロニクスバイオテクノロジー • 資料 • 索引年表365日地図世界各国関係記事人名一覧一覧の一覧