代数方程式
代数方程式(だいすうほうていしき)とは体(主に有理数)を係数とする多項式を等号で結んだ等式。すなわち、移項して整理すれば左辺の多項式の係数体を K とすると、その代数方程式は、一般には K の中で解けないが、代数方程式が一つ与えられたとき、その根を含むような K の拡大体 L の存在が示せる。さらに、K の代数閉包が同型の違いを除いて一意的に存在する。代数閉包 K^ を一つ固定しておく。K^ の元 x が、ある K 係数の代数方程式の根となるとき、x は K 上代数的であるという。
- 詳しくは体論に譲る。
また、方程式の係数がある環 R の元で最高次の係数が 1 であるならば、その根は R 上で整であるという。
一次方程式 は係数体 K に依らず K のなかで常に解ける。また、標数が 2 でない体上の二次方程式 ax2 + bx + c = 0 は素体 F に係数 a, b, c と判別式 D = b2 - 4ac の正の平方根を添加した体 F(a, b, c, √D) のなかで解けて、その解は (-b ± √D)/2a で与えられることはよく知られている。
同様に三次方程式 ax3 + bx2 + cx + d はカルダノの公式 として知られるように、ω を 1 の虚立方根、D を三次方程式の判別式のこととして、Q(a, b, c, d, ω, √D) から適当な元 ξ1, ξ2 を選べば、Q(3√ξ1, 3√ξ2, ω) のなかで解くことができる。
関連項目
代数的数 べき根 1の原始累乗根
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