日本棋院
日本棋院(にほんきいん)は、囲碁の棋士を統括し、棋戦を行っていくための組織。現在300人ほどの棋士、女流棋士が所属しており、その他に一般事務員、棋院発行の出版物をまとめる為の記者などが勤めている。
歴史
明治維新以降、幕府と言うパトロンを失った棋士達は離合集散を繰り返し囲碁界は混沌とした情勢であった。しかし1923年の関東大震災を機に棋士達の大同団結の機運が高まり、翌1924年、帝国ホテルの創立者として名高い大倉喜七朗を後援者としてほとんどの棋士が集まり日本棋院を設立する。
設立直後に棋正社の独立などもあり多少動揺した日本棋院であったが、その後新布石法の発表などで人気を博し、磐石の体制を築いていく。
その日本棋院も第二次大戦中、棋院本部が焼失するなど大きな被害を被ったが、戦後すぐに瀬越憲作、岩本薫らが中心になって再建を目指し、その後の呉清源十番碁の高人気も手伝い、順調に日本棋院の再建は成されていった。
次に日本棋院の土台が動揺するのは関西棋院の設立である。
その後紆余曲折はあったものの、現在でも日本棋院は日本囲碁界の総本山であり、世界囲碁界の中でも重要な地位を占める。
歴代総裁
7代目(-1996年11月):朝田静夫(元日本航空相談役) 8代目(2004年7月-):今井敬(新日本製鐵相談役名誉会長)
役員(2004年現在)
理事長:加藤正夫(九段) 副理事長:工藤紀夫(九段) 常務理事:高木祥一(九段)、神田英(九段)、梅木英(八段)、藤沢一就(八段)、酒井義允(七段)、木谷好美(初段)