東京三菱銀行
株式会社東京三菱銀行(とうきょうみつびしぎんこう、英語名:Bank of Tokyo-Mitsubishi)は、4大メガバンクの一つ。三菱東京フィナンシャル・グループ傘下の都市銀行。本店は東京都千代田区。銀行コードは0005。1996年に三菱銀行と外国為替専門銀行の東京銀行が合併して誕生。三菱重工業、三菱商事と並ぶ「三菱グループ御三家」の一つである。
他の3つのメガバンクグループ傘下の都市銀行に比べて貸出額に対する不良債権の比率が少なく、また公的資金をすべて返済するなど財務体質が比較的良好であるのが特徴。また旧東京銀行の流れから海外業務に強く、三菱グループの大企業などの安定した取引先を持っている。従って都市銀行の中では、もっとも強い銀行であるという評価がされることが多い。しかし効率性・収益力は他行に比べて劣っており、その向上が課題となっている。
2004年7月、三菱東京フィナンシャル・グループはUFJホールディングスから経営統合を申し込まれた。これが実現すると東京三菱銀行とUFJ銀行の合併が行なわれて巨大商業銀行が誕生し、東京三菱の懸案だった収益力基盤の拡大が図られることになる。しかし一方ではUFJ銀行は多額の不良債権を抱えており、それをどう解決するのかが注目されている。
ATMでは、十六銀行・名古屋銀行・愛知銀行・百五銀行は自行扱いとなる。
沿革
1879年(明治12年)2月 - 国立銀行条例により横浜正金銀行設立。 1880年(明治13年) - 郵便汽船三菱会社から三菱為換店が分離独立。 1885年(明治18年) - 三菱為換店閉鎖。従業員は第百十九国立銀行に移籍。 1887年(明治20年) - 横浜正金銀行条例公布。 1895年(明治28年) - 三菱合資会社銀行部、第百十九国立銀行の業務を継承して設立。 1906年(明治39年) - 横浜正金銀行、関東州(=遼東半島。当時日本租借地)・中国における銀行券発行を許可される。 1919年(大正8年)8月 - 株式会社三菱銀行、三菱合資会社銀行部の業務を継承して設立。 1929年(昭和4年)5月 - 株式会社三菱銀行、株式会社森村銀行を合併。 1932年(昭和7年) - 横浜正金銀行、本店機能を東京に移す。 1940年(昭和15年)10月 - 株式会社三菱銀行、株式会社金原銀行を合併。 1942年(昭和17年)4月 - 株式会社三菱銀行、株式会社東京中野銀行を合併。 1943年(昭和18年)4月 - 株式会社三菱銀行、株式会社第百銀行を合併。 1946年(昭和21年)12月 - 株式会社東京銀行設立。横浜正金銀行は同行に業務を引き継いで清算される(1963年(昭和38年)清算完了。保有不動産をもって日本中央地所株式会社設立)。 1948年(昭和23年)10月 - 株式会社三菱銀行、持株会社整理委員会より「三菱」商号使用禁止を命じられ、商号を株式会社千代田銀行に改称。 1953年(昭和28年)7月 - 株式会社千代田銀行、商号を株式会社三菱銀行に改称。 1954年(昭和29年)8月 - 株式会社東京銀行、外国為替銀行法に基づく外国為替専門銀行に転換。 1993年(平成5年)4月 - 株式会社三菱銀行、霞ヶ関信用組合を合併。 1996年(平成8年)4月 - 株式会社三菱銀行と株式会社東京銀行が合併し、株式会社東京三菱銀行となる。 2001年(平成13年)4月 - 日本信託銀行株式会社、三菱信託銀行株式会社と共同で株式移転により三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG)を設立し、その完全子会社となる。