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日本百名山

日本百名山一覧
山名 所在地 山域最高峰 標高
利尻岳 北海道 1721m
羅臼岳 北海道 1660m
斜里岳 北海道 1545m
阿寒岳 北海道 1370m
大雪山 北海道 2290m
トムラウシ 北海道 2141m
十勝岳 北海道 2077m
幌尻岳 北海道 2052m

後方羊蹄山 北海道 1898m

岩木山 青森 1625m

八甲田山 青森 1584m

八幡平 秋田岩手 1613m

岩手山 岩手 2038m

早池峰山 岩手 1917m

鳥海山 秋田山形 2236m

月山 山形 1984m
朝日岳 新潟 1870m
蔵王山 山形宮城 1841m
飯豊山 山形宮城 2128m

吾妻山 山形福島 2578m

安達太良山 福島 1709m

磐梯山 福島 1819m

会津駒ケ岳 福島 2133m

那須岳 福島栃木 1917m

魚沼駒ケ岳 新潟 2003m

平ケ岳 新潟群馬 2141m

巻機山 新潟 1960m

燧ヶ岳 福島群馬 2356m

至仏山 福島群馬 2228m

谷川岳 群馬新潟 トマの耳 1963m

雨飾山 新潟長野 1963m

苗場山 新潟長野 2145m

妙高山 新潟 2454m

火打山 新潟 2462m

高妻山 新潟 2353m

男体山 栃木 2484m

奥白根山 栃木 2578m

皇海山 群馬栃木 2144m

武尊山 群馬 2158m

赤城山 群馬 黒檜山 1828m

草津白根山 長野群馬 2162m

四阿山 長野群馬 2354m

浅間山 長野 2568m
筑波山 茨城 876m
白馬岳 長野 2932m
五竜岳 長野富山 2818m
鹿島槍岳 長野富山 2889m
剣岳 富山 2998m
立山 富山 3015m
薬師岳 富山 2926m
黒部五郎岳 岐阜富山 2840m
黒岳 長野岐阜 2978m
鷲羽岳 長野岐阜 2924m
槍ヶ岳 長野岐阜 3180m
穂高岳 長野岐阜 3190m
常念岳 長野 2857m
笠ヶ岳 長野岐阜 2898m
焼岳 長野岐阜 2458m
乗鞍岳 長野 3067m

御嶽 長野 3063m
美ヶ原 長野 2034m
霧ヶ峰 長野 1925m
蓼科山 長野 2530m
八ヶ岳 長野山梨 赤岳 2899m
両神山 埼玉 1723m
雲取山 埼玉山梨東京 2017m
甲武信岳 長野山梨埼玉 2475m
金峰山 長野山梨 2599m
瑞牆山 山梨 2230m
大菩薩嶺 山梨 2057m
丹沢山 神奈川 蛭ガ岳 1673m
富士山 山梨静岡 3776m
天城山 静岡 万三郎岳 1406m
木曽駒ケ岳 長野 2956m

空木岳 長野 2864m

恵那山 長野 2190m

甲斐駒ヶ岳 山梨 2967m

仙丈岳 長野山梨 3033m

鳳凰山 山梨 2840m

北岳 山梨 3192m
間ノ岳 山梨 3189m
塩見岳 長野静岡 3047m
悪沢岳 長野静岡 3141m
赤石岳 長野静岡 3120m
聖岳 長野静岡 3011m
光岳 長野静岡 2591m

白山 石川 2702m
荒島岳 福井 1524m
伊吹山 滋賀岐阜 1377m
大台ケ原山 奈良 1695m
大峰山 奈良 1915m
大山 鳥取 1792m
剣山 徳島 1955m
石鎚山 愛媛 1982m
九重山 大分 1787m
祖母山 大分宮崎 1756m
阿蘇山 熊本 1592m
霧島山 宮崎鹿児島 韓国岳 1574m
開聞岳 鹿児島 922m
宮之浦岳 鹿児島 1935m

日本百名山』 (にほんひゃくめいざん) は、登山家/文筆家深田久弥のの著書名。1964年刊行。

日本列島の山から百座選び、夫々の山を主題として百の随筆を記したものである。

小史

一部の人(山歩きが好きでかつ読書家)以外には、ほとんど知られることもなかったこの『百名山』が人口に膾炙するようになったのは、皇太子徳仁の愛読書であることが報道されたのがきっかけと言われる。皇太子は自身が日本山岳会会員でもあるほどの登山愛好家であり、『百名山』の各峰を登頂することを夢としていると伝えられた。
おりしも、1980年代頃から中高年の登山ブームが起こっていた。 登山といってもロッククライミングを含むような本格的なものではなく、ハイキング的な山行だが山小屋や登山道の整備、登山用具の性能向上によって、以前は難路とされた山が登攀可能になっていた。このような状況下で、深田久弥の『百名山』が読まれるようになっていった。登る山を『百名山』から選ぶ人も増えてきた。 さらに皇太子に倣って『百名山』にとりあげられた山々を全山登頂する事を目的にするものの多く現れた。
その後、『百名山』ブームにあやかってか、二百名山・三百名山、あるいは各地の百名山・花の百名山などさまざまな名山一覧が登場している。

『百名山』の功罪

『百名山』ブームにより、明らかに『百名山』掲載の山への登山者の集中が起こっているようである。登山者の増加は、その山の山小屋や登山道の整備への動機付けにつながり、年々、快適な山行が楽しめるように整備が進む。反対に登山者を呼び込まない山は、道の荒廃が進む。
また、登山者の増加は、自然環境の破壊にもつながるという深刻な問題もある(特に大規模山小屋の廃棄物等)。
また、静かな山行を好む人には、大挙して押し寄せる中高年の「登山ツアー」は、迷惑以外の何者でもない。このようなタイプの人は、『百名山』を嫌悪する人も多い。

『百名山』の評価

山の随筆としてみた『百名山』は、物足りないものである。
近代以降の日本の山の随筆は、ウォルター・ウェストンの名著『日本アルプスの登山と探検』を始めとして、小島烏水・志賀重昂・串田孫一・冠松次郎など、過去優れたものが多数書かれている。『百名山』はそれらと比べると、一座あたりの文章分量が決定的に少ないことがまず致命的である。また文章内容も、山行記録というよりもその山についての歴史や周辺のぼんやりとした情報の記述に終始しているため、『百名山』を読んでも山登りの追体験を味わうことはできない。 かといって、山登りに仮託した哲学的随想でもないし、山の自然を豊かに表現したものでもない。
このように欠点だらけの『百名山』が広く受け入れられ、ロングセラーとなった理由は1つ、日本列島の無数の山から百座選んでリストしたことにつきるであろう。 深田は、近代以前の山一覧は信仰の対象などに片寄っているとしている。

掲載の山の選定について

それでは深田の『百名山』の選定は片寄っていないのであろうか?
掲載の山の選定については、以前から異論が多くある。
日本列島の山を百座選ぶ際の価値基準は、個々の人によって異なるからである。 『日本百名山』は、東日本の特に中部山岳地帯に偏っている、という指摘は多い。石川県出身の深田は加賀白山を幼少の頃からみて育ったと記してあるが、白山より以西の山はあまり愛着がわかなかったとみられ、選ばれたのはわずか13座である。
百名山の選定基準は、山の「品格」「歴史」「個性」の3つだったというが、品格・個性はみる者の主観によるし、歴史ならば近畿一円の山にこそ多く伝説が伝わっている。また標高876mの筑波山が選ばれるのであれば、各地で地元のこの山をこそ選ばれるべきだ、と思う山の愛好家は多い。
ただし、深田自身はこのような指摘は百も承知で、『百名山』の後記で、自分で100名山を選んでほしいとのメッセージを残している。

関連項目

世界の山一覧 • - 英語版wikipediaの世界の山リスト

外部リンク




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