不斉炭素原子
不斉炭素原子(ふせいたんそげんし、asymmetric carbon atom )とは、ある分子の中のある炭素原子が他の4個の異なる原子集団と結合しているもの。多くの元素について言えることだが、原子は他の原子と結合して分子を作ることができる。原子同士は共有結合を用いて結合するが、ひとつの原子が作れる共有結合の数(価数)は元素によって異なる。
炭素原子の価数は4であり、単結合であれば4個の原子と結合することができる。
例えばアミノ酸の一種であるアラニンは不斉炭素を持っている。図の中央の炭素原子は4個の異なる原子集団、すなわち水素、メチル基、アンモニア基、カルボニル基と結合しているので不斉炭素である。
不斉炭素を持つ分子は光学異性体を持つ。