日本美術院
日本美術院(にほんびじゅついん)は、日本の美術家の団体。1898年創立。岡倉天心が、職場の東京美術学校を追われる形で辞職した際に、門下の美術家を連れて結成したのが始まりである。
しかし、初期は運営がうまくいかず、岡倉の熱意も冷めて会は数年でほぼ解散状態になる。岡倉が1913年に没すると、逆に弟子たちが奮起し、翌1914年、横山大観、下村観山らが第1回再興院展を開き、会を復活させた。その後、活動がさかんになり、日本を代表する美術団体になった。
当初は美術全般の団体であったが、彫塑部、洋画部などは廃止され、現在は日本画の団体となっている。
院展は日本美術院の展覧会の名称として現在も使われており、院展と日本美術院はほぼ同義に扱われることが多い。