根津美術館
根津美術館 (ねづびじゅつかん) は、東京都港区南青山にある私立美術館である。東武鉄道の社長などを務めた、実業家で茶人の初代・根津嘉一郎(1860-1940)の収集品を展示するためにつくられた美術館である。美術館の敷地は根津嘉一郎の私邸跡で、現在も広大な日本庭園があり、庭内には茶室が点在している。収集品は主に東洋古美術である。根津コレクションの特色はその質の高さとともに幅の広さにある。戦前の実業家の美術コレクションは茶道具主体のものが多いが、根津コレクションは、茶道具もさることながら、仏教絵画、写経、水墨画、近世絵画、中国絵画、漆工、陶磁、刀剣、中国古代青銅器など、東洋美術のあらゆる分野の一級品が揃っている。