有気音
有気音(aspirated)は、閉鎖音を開放するとき、気音(aspiration)を伴うもの。[h]、[_h]であらわされる。開放より少し遅れて母音の声帯振動が始まるものである。帯気音とも称される。中国語や朝鮮語、またさらにヒンディー語などインド系の多くの言語およびタイ語などでは、この有気音と無気音とが弁別的な対立をなしているので注意が必要である。
また、英語では強勢のある無声の破裂音が、ドイツ語では無声破裂音すべてが、帯気している。
また、古典ギリシア語にも存在したが、現在では摩擦音になっている。
破裂から声帯振動まで、無気音は、14ms.,有気音は、100ms.
前気音(preaspirated)
フランス語で、リエゾン、エリジオンを起こさないh aspiréを、「有気(音)の h」と訳す場合がある。辞書ではダガー(†)などの記号で示される。