毘沙門天
毘沙門天(びしゃもんてん, 梵 Vaiśravaṇṇa) 別名を多聞天(たもんてん)。古代インド神話のクヴェーラ(音写:倶毘羅)が仏教にとりこまれ、ヴァジュラヴァーナとなった。 毘沙門はその音写である。 また、多聞はその訳「すべてを一切聞きもらさぬ知恵者」の意である。
おもに七福神の一柱としては毘沙門天とよび、仏教の四天王の一柱として多聞天とよぶ。
四天王の仏像は全国に数多く現存する一方、毘沙門天単体の仏像も全国に無数に存在する。主なものとしては高野山金剛峰寺の2メートル50センチ以上ある巨大な重文像(なお同像は胎内に約50センチの小毘沙門天胎内仏像が収められていた)や、新潟県中頚城郡大潟町所在の瑞天寺の像、静岡県韮山町所在の願成就院に安置されている像(なおこの像は運慶の署名が入った胎内卒塔婆が収められており真作であると判明)、神奈川県所在の浄楽寺の像(これも胎内卒塔婆の署名から運慶の真作と判明)などが有名。
なお毘沙門天の妻である吉祥天像と一対になった像も多く、法隆寺の一対像などは有名である。
毘沙門天
勝負事の神様。 吉祥天の夫であり、甲冑を着け矛を持った姿で描かれる。
多聞天
夜叉をしたがえ、須弥山の北方を守護する天神。一般的には片手に矛、片手には小さな卒塔婆(仏舎利を収める器)を持ち、卒塔婆を高く掲げた姿で表現されるのが一般的。
真言
種子:ベイ オン ベイシラ ヤナヤ ソワカ オン ベイシラ マンダヤ ソワカ ナウマク サマンダボダナン ベイシラ マンダヤ ソワカ
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