東京都写真美術館
東京都写真美術館(とうきょうとしゃしんびじゅつかん)は、東京都恵比寿にある、写真・映像専門の公立美術館。個人の名の付いた写真美術館ではなく、写真一般の写真美術館としては、国内初。世界的に見ても、写真に限らず、映像まで含めた専門の美術館は、めずらしい。
1990年、恵比寿にあったライブハウスの建物を利用して、1次開館。
1995年には、隣地であるビール工場跡地を利用した、恵比寿ガーデンプレイスの一角に移転し、総合開館した。
展示施設、ホール、図書室、ミュージアムショップ、喫茶室などで構成される。
展示設備としては、2階(写真独自企画展向け会場)・3階(写真共催展向けまたは貸出会場)・地下一階(写真以外の映像一般展向け映像展示室)の3つがある。3階は、もともとは、常設展示(収蔵作品をテーマ別に展示する企画)向けのスペースであったが、東京都の財政難のあおりを受け、貸出中心の会場となった。したがって、2004年現在、東京都写真美術館には、常設展示用のスペースがない状態になっている。
1次開館以降、多彩な企画展を中心にして、積極機に内外の写真作品を紹介しており、また、近年は、アニメやテレビゲームといった写真以外の新しい映像作品にも力を入れており(そのことには、若者をひきつけることだけを目的としたものであり、望ましくないとの批判もある)、写真美術館が日本における映像文化(特に写真)の普及に果たしている役割は大きい。今後も、なお積極的な活動が期待される。