This article at Wikipedia

丞相

丞相じょうしょう)は古代中国(主に、戦国時代)に於いて、総理大臣を指す言葉。ただ、古代中国では、現代と違い、丞相が二名置かれる事がしばしばあった。この場合は、右丞相・左丞相と称され、王朝によってその上下関係に違いが生ずる(王朝によって、右を尊ぶか左を尊ぶかが異なる)ものの、一方が正宰相、残る一方が副宰相となって、職務を遂行した。この制度が後に、日本に律令制度として伝わると、右丞相は右大臣の、左丞相は左大臣の中国風の呼称となった。我が国の千利休が辞世の句で「菅丞相云々…」と詠んでいるが、この菅丞相とは、「天神様」こと右大臣・菅原道真のことである。尚、宦官がこの職に就く場合は中人(宦官)の丞相ということで、中丞相と称される。

また、秦の荘襄王の即位に多大な功績のあった呂不韋や、漢の高祖(劉邦)に、その旗揚げ以来、ずっと高祖を補佐してきた蕭何と曹参のような、大功臣が丞相職につく場合には、それに敬意を表する意味で「相国」と称されることがある(発掘資料によると、呂不韋は「相邦」と称していたようである)。ただ、漢の場合は、この二人が、「相国」と称した後はその功績をたたえるため、董卓が政権を握るまでは、プロ野球で言うところの永久欠番の様な扱いとなっていた。この相国も、後に日本に伝わり、太政大臣の中国風の呼称となり、また、この地位も適任者不在の場合は敢えて空席とされた。平清盛が「入道相国」と呼ばれたり、足利義満京都御所の近くに立てた寺の名前が「相国寺」であるのも、歴代の徳川将軍の位牌に「正一位大相国○○院殿」と記されているのも、彼らが生前に太政大臣に就任、若しくは死後に朝廷からこの官位を贈られたからである。




This article is from Wikipedia, the Free Encyclopedia. All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.


社会 • 社会政治経済産業交通教育歴史福祉医療環境環境問題市民活動平和軍事 • 芸術と文化 • 芸術文化言語宗教遊び趣味伝統芸能文学音楽美術演劇映画アニメ漫画建築スポーツゲームギャンブル食文化ファッションマスメディア出版新聞放送テレビラジオ • 世界 • 世界アジアアフリカオセアニア北アメリカ南アメリカヨーロッパ • 日本 • 日本北海道東北関東中部近畿中国四国九州沖縄 • 学問 • 学問文学哲学倫理学心理学社会学法学経済学数学物理学化学生物学地球科学医学工学 • 自然 • 自然宇宙元素気象災害海洋生物植物動物鉱物 • 技術 • 技術コンピュータネットワークエレクトロニクスバイオテクノロジー • 資料 • 索引年表365日地図世界各国関係記事人名一覧一覧の一覧