成田国際空港
成田国際空港(なりたこくさいくうこう)は、千葉県成田市の南東部、三里塚地区にある国際空港。首都圏に発着する国際線や、主要都市への国内線航空便の発着する第一種空港である。空港コードはRJAA/NRT。(通称:「成田空港」)2004年4月1日、成田国際空港株式会社法が成立・施行され、空港を管理する新東京国際空港公団が成田国際空港株式会社と民営化(特殊会社化)されるのに合わせて、それまでの新東京国際空港から成田国際空港に改称された。
空港へのアクセス
詳細は成田空港公式ページ:アクセスを参照。 東京国際空港(羽田空港)とは、京成電鉄またはリムジンバスで接続される。
鉄道
第2ターミナルの下に空港第2ビル駅が、第1ターミナルの下に成田空港駅があり、JR成田線と京成本線が通じている。又、利用する人は少ないが、京成電鉄東成田線と芝山鉄道の東成田駅(旧成田空港駅)も利用できる。
JR東日本 特急成田エクスプレス 成田駅、千葉駅、東京駅(約1時間)、品川駅、横浜駅(約1時間30分)、大船駅(約1時間50分) 池袋駅(約1時間30分)、新宿駅(約1時間20分)、渋谷駅、 埼玉県 大宮駅(約2時間15分)。 快速エアポート成田 千葉駅 (約40分)、東京駅 (約1時間20分) 京成電鉄 スカイライナー 終点:京成上野駅 (約1時間) 特急 京成船橋駅 (約45分)、終点:京成上野駅 (約1時間15分) エアポート快速(直通)終点:羽田空港駅 (約1時間45分) 芝山鉄道 芝山千代田駅(4分)
所要時間は列車によって多少の違いがある。
詳細は成田空港公式ページ:鉄道を参照。
タクシー・リムジンバス
;リムジンバス ;乗合タクシー- 東京都内・千葉県内方面へゾーン内均一運賃で運行
- 東京都内へゾーン内均一運賃で運行
道路
東関東道から分岐する新空港道、および国道295号が通じている。国道51号が交差する寺台から295号へ入って空港へ向かうと、空港の数キロ手前から、駐車場業者が出現する。主に、チケットを購入した旅行会社から紹介されることが多い。料金は内容や時期にもよるが一日当たり1000~2000円程度で空港内の駐車場よりも安い。バスの便のない地区を中心に自家用車で向かい、このような駐車場へ止めることも多い。その場合、車を駐車場に置いて、駐車場の送迎バスでターミナルへ向かう。帰国時には、駐車場へ電話をかけてターミナルに迎えにきてもらう。
また、空港周辺の多くのホテルでは宿泊すると最大で2週間程度車を預かってくれるサービスがある。ホテルによってはパーキングプランのような商品を出していることもあるので、これもチェックする。ホテルでもターミナルへの送迎バスを走らせているが、時間で運行するので待ち時間が長くなる場合がある。
もし周辺駐車場へ止める場合、東関東道は、「成田インター」で出て295号を空港に向かう必要がある。
成田国際空港の評価
;空港機能- 開港後25年以上経過し日本最大の空港であるが、未だに全体計画は完了せず第2滑走路も土地買収が進まず滑走路の短い暫定滑走路のまま使用している。また現在求められている機能に対しても不十分な状態が続いている。
- 建設反対の闘争が激しく、国の強引な土地収容法に基づく強制執行を行ったが限界があった。後の拡張工事も進まず逆に羽田空港の拡張を行うことになる。
- 当初は東京~成田間を新幹線やリニアモーターカーで結ぶ計画もあったが中止。空港建設が難航した為、余波を受け千葉県内の道路・鉄道などの公共事業の計画は大幅に狂ってしまった。またJRと京成電鉄も乗り入れているものの乗り継ぎは便利とは言えず、また東京都心まで60km程度離れているため時間も掛かる。高速道路や周囲の道路は建設反対の過激派やテロを警戒した機動隊の検問など警備が厳しく空港内への進入に時間が掛かる。
- 航空会社により第1ターミナルと第2ターミナルに分かれ、距離が離れているため間違えると大変時間が掛かる。
歴史
1960年代になると、国際運送についての航空機の重要性が高まった。しかし、羽田空港は手狭であり、首都圏に大型の空港が必要とされるようになった。そこで、「新東京国際空港」として建設計画が立てられた。はじめは千葉県富里村(現・富里市)を建設予定地としていたが、地元自治体との調整は難航した。1966年、佐藤栄作内閣は、建設予定地を千葉県成田市三里塚に変更した。国有地である下総御料牧場があるので用地買収はより容易に進むと考えたからである。 しかし、地元農民は土地を失うことや騒音問題から反発し、成田空港反対同盟を結成し反対活動を始めた。
ここで新左翼が、新空港は日本に新たな軍事基地を作るものだとして反対活動に参加し、運動が過激化した。
用地買収が停滞したため、政府は土地収用法に基づき行政代執行を1971年に2回実行、警察官に死者を出しながら、ようやく1期工事の用地を取得した。反対派は鉄塔を建てて妨害したが、1977年にこの鉄塔は撤去された。
1978年3月26日、開港直前になって成田空港に過激派ゲリラが突入し、管制塔内の機器を破壊した。このため開港が5月20日まで延期となった。開港後も過激派の活動が続いているので、警察は厳重な警備を敷いている。
反対同盟は支持組織の関係や政府の対応をめぐって3つに分裂した。うち、1派は1994年政府との円卓会議に参加、運輸省(現在の国土交通省)と話し合いで解決することに合意した。1995年には、当時の村山富市首相が謝罪。2期工事への用地買収に応じる地主が出てきた。1996年には運輸省は未買収地を避ける形で暫定滑走路を建設する計画を発表。2002年に供用開始した。
略歴
1966年7月4日 佐藤栄作内閣が、新東京国際空港の建設予定地を千葉県成田市三里塚御料牧場付近に決定 1968年2月26日 成田空港反対同盟と機動隊が衝突 1971年2月22日 建設予定地で第1次行政代執行。反対同盟と機動隊が衝突 1971年9月16日 建設予定地で第2次強制代執行。反対派の鉄塔が倒される 1978年3月26日 開港4日前の成田空港に過激派ゲリラが突入し、管制塔の機器を破壊。開港が延期に 1978年5月20日 開港 1978年5月21日 京成電鉄空港線(京成成田駅~成田空港駅(現:東成田駅))が開業。京成上野駅からの特急スカイライナーが運行開始 1986年11月26日 2期工事が着工 1991年3月19日 成田線成田駅~成田空港駅、京成本線京成成田駅~成田空港駅が開業 1992年12月6日 第2ターミナルが開業 1994年10月11日 成田空港問題解決の為の円卓会議で、国と反対派が学識経験者による調停案を受入れ 2002年4月18日 2本目の滑走路・暫定平行滑走路の併用を開始 2004年4月1日 新東京国際空港公団が民営化され成田国際空港株式会社に改組。新東京国際空港から成田国際空港に改称
海外の航空会社
第1ターミナル
アメリカン航空 アリタリア航空 ヴァージン アトランティック航空 ヴァリグ・ブラジル航空 エアカラン エアタヒチヌイ航空 エールフランス航空 キャセイ・パシフィック航空 KLMオランダ航空 シンガポール航空 大韓航空 ノースウエスト航空 フィンランド航空 ブリティッシュ・エアウェイズ ユナイテッド航空
第2ターミナル
アエロフロート・ロシア航空 アシアナ航空 イラン航空 ウズベキスタン国営航空 エア・インディア エア・カナダ エアーニッポン エア・パシフィック航空 エアージャパン エジプト航空 エバー航空 オーストリア航空 ガルーダ・インドネシア航空 カンタス航空 コンチネンタル航空 コンチネンタル・ミクロネシア航空 ジェイエア スイス インターナショナル エアラインズ スカンジナビア航空 スリランカ航空 タイ国際航空 チャイナエアライン 中国国際航空 中国東方航空 中国南方航空 中日本エアラインサービス デルタ航空 トルコ航空 ニューギニア航空 ニユージーランド航空 パキスタン国際航空 ビーマン・バングラデッシユ航空 フィリピン航空 フェアリンク ベトナム航空 マレーシア航空 ミアットモンゴル航空 ルフトハンザドイツ航空
日本の航空会社
第2ターミナル
全日本空輸 日本アジア航空 日本航空インターナショナル 日本航空ジャパン JALウェイズ
外部リンク
成田空港オフィシャルWEBサイト 成田空港駐車場ナビ 成田空港駐車場ガイド