架空文字
架空文字(かくうもじ)、若しくは人工文字(じんこうもじ)とは、通常の文字のように文明の一部として発達してきた文字に対して、人間によって言語学の実験などの目的で考案された人工言語や偽書を書き表したりするために作成された文字である。ただしエスペラント語などのようにラテン文字など既存の文字を用いることもある。J・R・R・トールキンなどのように本格的に人工言語を開発し、文字を使う場合から、単純な単文字換字式暗号のようなものもある。
よく知られている架空文字にはJ・R・R・トールキンの非常によくできたテングワールやキアスなどがあるが、その他にもアレクサンダー・メルビル・ベルのビジブル・スピーチやジョン・マロンのUnifon、アルファベット26、そしてクリンゴン語の文字など様々なものが存在する。
架空文字は通常ではUnicodeに収録されないが、それでもなお収録を諦めない人々がいる。クリンゴンの収録は棄却されたが、テングワールとキアスの収録は依然検討中である。ユニコードに収録された唯一の架空文字は、ジョージ・バーナード・ショーに因んで命名されたシェイヴィアンである。
ConScript Unicode Registry(外部リンク、英語)が様々な架空文字をユニコードの私的利用領域に割り当てる作業を行なっている。
なおトロンは架空文字を含める積極的な方針を打ち出している。はじめてトロンに収録された架空文字はアーヴ語の文字アースである。
架空文字の例
テングワール キアス 神代文字 アヒル文字 アヒルクサ文字 ホツマ文字 トヨクニ文字 デセレット文字 ビジブル・スピーチ Unifon アルファベット26 シェイビアン アース(アーヴ文字) ハンター文字 エノク語 クリンゴン語