水素爆弾
水素爆弾(すいそばくだん)は、核融合を利用した爆弾。核兵器の一種。水爆。
原爆に比べてかなり強力なため、現在先進国で配備されている核兵器のほとんどが水爆である。 ちなみにいままでで最大の水爆は、ソ連の58メガトン級であるが、これは実験であるため配備はされていない。
水素爆弾は、ウランやプルトニウムでまず核分裂を引き起こして超高温・超高圧状態を作り出し、重水素と三重水素の核融合を起こすものである。
核融合反応は核分裂反応に比べて高いエネルギーを得られるので、核兵器はメガトン級の爆発力を得ることが可能になった。現在のところ核分裂を経ない水素爆弾は存在せず、水素爆弾は原子爆弾と同様に放射性物質を撒き散らしてしまう。そこで、核分裂を経ない水素爆弾(純粋水爆)の開発が進んでいる。また、核融合で発生した中性子を利用して核融合反応の後に核分裂反応を起こす3F核爆弾が開発されている。
水爆による被害
第二次世界大戦後、世界各地で大規模な核実験(水爆実験)が数多く行われ、偶発的に遭遇した第三者や環境への被害が広がったため、現在では水爆を含め大気圏下での核実験は禁止されている。