社会学
社会学(しゃかいがく)は、社会的な文脈で人間、及びその集団を研究する学問である。社会学([仏]sociologie = [羅]socius + [希]logos)という用語は、 オーギュスト・コント(Auguste Comte, 1798年 - 1857年)によって作られたといわれている。コントの意図した社会学とは、歴史、心理学及び経済学を含む、人類の活動に関する学際的な研究分野であった。今日、社会学は社会にまつわる、人間集団の構造と行為を主な研究対象としている。
歴史
社会学の歴史は、様々な形で記述することができるが、通常次のようなものが含まれる。
1)ヨーロッパにおける先駆的な思想、研究
19世紀、上述のコントの他、ハーバート・スペンサー、カール・マルクス、などが社会についての包括的な把握を試みる学問を考え、またそのような把握を試みた。
2)ヨーロッパにおける著名な社会学者の台頭
19世紀末から20世紀にかけて、マックス・ウェーバー、エミール・デュルケーム、ゲオルグ・ジンメルらが相次いで研究著作を発表した。その方法論、キー概念などがその後の社会学に受け継がれることになる。
3)シカゴ学派の誕生
第一次大戦後のアメリカにおいて社会学が顕著な展開を見せた。
4)構造機能主義の台頭
第二次大戦後のアメリカにおいて、パーソンズやマートンらによる構造機能主義が提唱され、社会学全体に大きな影響を及ぼした。これは分野の統一、体系化が実現するかに見えた社会学の稀有な時期であるとされる。
5)多様化
現象学的社会学、エスノメソドロジーなどが出現し、社会学が多様化する。
主な学派
理解社会学 形式社会学 シカゴ学派 フランクフルト学派 構造機能主義 現象学的社会学 エスノメソドロジー シンボリック相互作用論 デュルケーム学派
関連項目
社会学者の一覧 社会経済学 社会心理学