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異端

異端 (いたんHeresy)は、宗教用語。主流派が自己の教義を正統とし、自己の教義と矛盾する教義を排斥するため、そのような教義をもつ者もしくは宗派団体を異端と呼び、実力を使用して排除した。

転じて、日常語の中で、属するグループの中で大多数が正統であると認めていることに反対する立場である、のような意味でも使われる。日常語の場合は何が正統かは曖昧である。

論語における異端

子曰、攻乎異端、斯害也已矣。極端な学説、別々の学問、聖人の道ではないこと などと解釈する。

キリスト教における異端

古代から中世中期までは公会議において、中世後半以降は異端審問などで、異端宣告がしばしばなされた。現在のローマ・カトリック教会においては、異端を、教会法の中で、次のように定義している。

• 教会法によれば洗礼後、名目上キリスト教徒としてとどまりつつ意識的・意図的に神の意志に対して反対するのが異端であり、これは信仰の諸前提から誤って導き出された神学的誤謬とは区別されなければならない.(新カトリック大事典編纂委員会編、「新カトリック大事典」、1996年)

• 今日では異端とは客観的意義に於いては狭義のカトリック教理反する命題、又主観的意義に於いてはかかる命題の容認、或る天啓的信仰事項として(fide divina)、又は公教的信仰事項として(fide catholica)信ずべき真理の頑固な否定、または真剣な会議を指す(教会法 1325条2項).(上智大学,独逸ヘルデル書肆共編 、「カトリック大辞典」、1940-1942年)

また、宗教改革以降のプロテスタント教会では、教会会議(ルター派のアウグスブルグ会議や改革派のドルト教会会議)などで異端が定義されるのが一般的であった。

関連項目

グノーシス主義マニ教ネストリウス派カタリ派ボゴミル派聖堂騎士団ワルドー派フス派神学異端審問 • 養子論 • • アリウス主義 • • キリスト仮現説 • ドナトゥス主義 • ガリア主義 • ヤンセン主義 • ロラード主義 / Lollardy / Lollardism • マルキオン主義 • 単一神論 • キリスト単性論 • キリスト単意論 • • ペラギウス主義 • キリスト凡夫論 • 予定説 • アナバプテスト派 • アルミニウス主義



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