精神医学
精神医学(せいしんいがく)は医学の一分野で、各種精神疾患に関する診断、治療、研究を行うものである。
精神疾患の分類は、DSM-IVやICD-10に基づいた症状による分類・診断が行われ、その治療は薬物療法を中心に、精神療法、環境調整などの多面的な治療が行われている。
近代精神医学の歴史は、それまで狂気として認識されていた精神疾患を、分類する試みから始まった。精神疾患は、脳に原因があると考えられ、クレペリン、シュナイダーによって疾病単位の分類が行われた。そして、科学の発展に伴い、いずれは各々の精神疾患に対する脳の障害部位が特定されていくものと期待されていた。しかし、現代においても病因が完全に解明されている疾患は少ないため、病因による分類ではなく、DSM-IVやICD-10に代表されるような、症状による分類方法が登場した。また、精神医学は、精神分析の登場により、精神内界に疾患の病因を求める力動精神医学が発展したが、DSMに代表される記述的診断の登場と、精神薬理学の発展に伴い、精神科医による精神分析療法は衰退し、現在は薬物療法を用いた生物学的精神医学が主流となっている。
関連項目
精神科 精神疾患 向精神薬 DSM-IV ICD-10 精神病院 向精神薬 精神分析
外部リンク
日本精神神経学会のホーム・ページ 日本生物学的精神医学会のホーム・ページ 反精神医学連合日本語翻訳もあり 市民の人権擁護の会(CCHR)のホームページ
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