琉球語
琉球語(りゅうきゅうご)、沖縄語(琉球語ではウチナーグチ)は、琉球諸島(奄美大島の北端以南の奄美諸島、沖縄諸島など)で話されている言葉で、日本国内では独立した言語とするよりも日本語の一方言とする見方が主流である。この見方では、日本語は琉球方言と本土方言の大きく二つに分類できるとする。とはいえ、本土方言と琉球語の間には、フランス語とイタリア語の間よりも大きな差異があり、言語学的な見地から琉球語と呼ばれることもまた少なくない。これらの名称、また琉球という言葉自体も社会的・政治的な問題を孕んでいる。琉球語の中でも地方によって大きな違いがあり、さらに細かい方言に分類される。これは地理的な広がりを想起すれば容易に理解されよう。沖縄本島の方言話者がすべての琉球語を聞き取れるというわけではもちろんない。
琉球語と日本語は共通の言語から派生したものであることがほぼ実証されており、おそらく今から2000年から1500年程前に分岐したと考えられている。特に、弥生文化の琉球列島への南下や語彙の点から、本土から琉球諸島の各島々へ言語的な影響が広がっていったという説が強く支持されている。琉球語は日本語との関係が言語学的に示されている唯一の言語である。言語の話されている地域はほぼ、かつて琉球王国の支配していた地域と一致するが、中国大陸に地理的に近いにもかかわらず、中国語の影響は日本語のそれほど大きくない。
全般的に見て、音便の発達が著しい。たとえば、「きゅらさ」→「ちゅらさ」...<--!fix me!-->
与那国島の方言では、母音として /a/, /i/, /u/ の三つしか使われない。日本語、琉球語全体を見ても極めて特異な方言である。