秘跡
秘跡/秘蹟(ひせき)とは、キリスト教の信者となるための定められた儀式のことである。教派によってその意義や名称や数も異なる。
英語:サクラメント(Sacrament)、ギリシャ語:ミュステリオン(μυστεριον)、ラテン語:サクラメントゥム(sacramentum)
なお、日本では各教派により、あてる用語が異なることに注意。
カトリック教会:秘跡、プロテスタント:礼典/聖礼典、聖公会:聖奠、東方正教会:機密。
カトリック教会と東方正教会では秘跡を7つとしている。 洗礼 堅信(傅膏) 聖体 赦しの秘跡または告解(痛悔) 叙階(神品) 婚姻(婚配) 病者の塗油または終油(聖傅) ()内は日本ハリストス正教会による名称。
また、聖公会とプロテスタントの諸教派は一般的に、洗礼、聖餐(聖体)の2つのみを秘跡と認めている。
洗礼、堅信、叙階において、一度施された者には永遠に消えることのない霊印が残るとされ、二度以上施すことができないとされている。ただし、この霊印についての概念は、教派によって例外がある。
因みに、カトリック教会の用語で聖別と呼ばれるものがあり、秘跡の対象に伴うものとされている。また準秘跡に対するものは祝別という言い方がされる。カトリックの秘跡には、形相および質料という概念が伴う。ただし、アリストテレスの形而上学で扱われる定義とは異なり、スコラ学などに特有のものと思われる。
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