発達支援教育
発達支援教育(はったつしえんきょういく)というのは、障害児教育の新しい呼称。2004年の春から本格的に旧来の障害児教育という言い方に取って代わる予定だったが、まだそこまで至っていない。特別発達支援教育、特別支援教育という言い方もする。文部科学省では、英語表記はspecial support educationという表現を充てている。 単に障害児をどう教えるか、どう学ばせるかではなく、障害をひとつの個性としてもった子、つまり「支援を必要としている子」(children with special needs)が、どう年齢とともに成長、発達していくか、そのすべてにわたり、本人の主体性を尊重しつつ、できる援助のかたちとは何か考えていこうとする取り組みである。「障害児」から「支援を必要としている子」へという言い方は、文部科学省の「特別支援教育について」という資料の中に出てくる表現である。学校教育法でいう障害児の定義は、かなり狭いもので、言語障害児や情緒障害児はもとより、LD、ADHDの子供たちは含まれていない。そういう子供たちから、不登校、不適応、健康障害児まで含めて、発達の援助を考えていく。 発達支援には、学習の他にも運動発達支援、余暇支援、進学・就職支援なども含めて考えられる。
なお、アメリカなどの諸外国では、発達支援教育の対象はハンディのある児童に限らず、能力が著しく高い児童(ギフテッド・英才児)も対象となっている場合がある。
これまでの特殊学級にかわって、特別支援教室という新しい制度が始まる予定である。(外部リンク参照)
関連項目
知的障害 - 発達障害 - 学習障害(LD) - 自閉症 - ADHD 発達検査 - 知能検査 特殊学級 統合教育(インクルージョン) 盲学校 - 聾学校 - 養護学校