雪
雪(ゆき、snow)とは、空から氷滴が落ちてくる現象。また、空から落ちて地上に積もった氷滴自体を指す。
雪の成因
冷たい雨と同じ機構で起きる。
氷晶が落下する途中で、気温が0℃になることなく地上に到達すると、雪として観測される。気温が0℃より高い領域に達すると氷晶は融け始め、完全に融けると雨になる。気温が氷点以上であっても、空気が乾燥している場合、昇華によって熱が奪われるため、すぐには雨にはならず、雪のまま地上に到達することもある。
氷晶の一部が融けて、雪と雨が混ざった状態のものを霙(みぞれ)という。氷晶に水滴がくっついて、不定形に大きく成長したものを霰(あられ)という。さらに粒の大きさの大きいものを雹(ひょう)という。
1936年3月12日、中谷宇吉郎が雪の結晶を世界で初めて人工的に作成した。
雪害
直接被害 積雪(大雪) 交通障害、人身被害(転倒、雪除け中の事故)、構造物損壊 風雪(吹雪) 視程障害、吹き溜まりの発生 雪崩 交通障害、人身被害、農林被害 着雪 通信線・電線の損傷、農林被害 融雪 水害の発生 間接被害 屋内閉じ込めによる健康被害
耐雪
防雪林・防雪柵 スノーシェッド 除雪 ラッセル車 消融雪装置 散水装置(地下水の枯渇問題)→無散水装置(廃熱、地熱の利用) 雁木、アーケード タイヤチェーン、スタッドレスタイヤ 情報システムの整備
利雪
水資源 水力発電 雪中貯蔵 雪室 観光・レクリエーション資源 かまくら 雪合戦 雪下ろし スキー スノーボード スノーモービル 雪まつり(十日町市・札幌市など)
その他
近世邦楽・地唄の「雪」は著名曲。そこで使われた旋律断片は雪の場面を表す事にしばしば使われる。(新内節・蘭蝶の雪の場面など)
関連項目
気象 雲