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(きり)とは水蒸気を含んだ大気温度が何らかの理由で下がり露点に達した際に、含まれていた水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態。水粒は雨粒に比べて非常に小さいが、通常、根本的な霧の発生の原因は大気が飽和状態に達したものなのでと同じであると考えてよい。

雲と霧の一番大きな違いは水滴の大きさなどではなく、両者の定義の違いである。すなわち、大気中に浮かんでいて、地面に接していないものを雲と定義し、それが地面に接しているものを霧と定義する。例えば、山に雲がかかっているとき、地上にいる人からはそれは雲だが、実際雲がかかっている部分にいる人からは霧なのである。霧は、そのでき方によって放射霧、移流霧、蒸気霧、前線霧、上昇霧などに分けられる。

放射霧:晴れたの日などに地表面からはが放射、地表面近くの空気が冷やされ、水蒸気を多く含んだ空気がに霧を発生させたもの。 • 移流霧:移流とは大気が水平方向に移動することを指す気象用語で、暖かく湿った空気が水温の低い海上や陸地に移動し、下から冷やされて霧を発生させたもの。暖流上の空気が移動して北海道の東海岸などに発生させる海霧などがその代表的なもの。 • 蒸気霧:暖かく湿った空気が冷たい空気と混ざって発生した霧。冬に息が白くなるのと原理は同じ。実際は冷たい空気が暖かい川や湖の上に移動した際に発生する。北海道などの川霧が代表的なもの。 • 前線霧:温暖前線付近で雨が降り湿度が上がったところに温度の比較的高い雨が落ちてくると、雨粒から蒸発した水蒸気で飽和状態となり、余分な水蒸気が水粒となって発生した霧。 • 上昇霧:山の谷に沿って湿った空気が上昇し、露点に達したところで発生した霧。遠くから見ると山に雲が張り付いて見えるが、その中では濃い霧となっている。動かないように見えても実際は空気が下から次々と上昇している。




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