近代
近代 (きんだい) とは、歴史の時代区分の一つ。
もともと、古代(Antike, Altertum)・中世(Mittelalter)・近代(Neuzeit)という分類は、ルネサンス期以降の、古典古代を理想とし、人間中心の価値観に基づいた社会を復活させようという考え方(人文主義、Humanismus)に由来している。この考え方からすると、古代と近代が望ましい時代で、中世はその間の望ましくない時代であると考えられることになる。ヨーロッパにおいては、現在でもこの三分法を用いる。もっとも、中世に対する蔑視は、現在ではかなり克服されている。
日本では、近世(中世)よりも後、現代よりも前の時期を指すことが多い。
近代がいつ始まり、いつ終わるかは様々な説がある。代表的なものは次のようになる。 西洋史では、近世の終わり(18世紀頃)から19世紀の半ばまで。 日本史では、江戸幕府の終わりから、第二次世界大戦まで。