西洋音楽
西洋音楽 (せいようおんがく) とは、音楽の広範囲な分類の一つであり、近世ヨーロッパ起源の1オクターヴを12個の半音から構成する音階による全てのジャンルの音楽を含む。クラシック音楽やロックンロール、そのほかの多くのポピュラー音楽などがそれである。
西洋音楽というときの西洋という言葉は誤解を生みやすい。ヨーロッパや北アメリカなどいわゆる西洋で発達したものが多いのは確かだが、ロシアや日本などに代表される地域からの貢献もまた多い。例えば演歌は日本発祥の音楽であるが、それらは完全に西洋音楽の音階で基礎付けられている。
西洋音楽は、古代ギリシャで行われていた哲学の枠組みから生まれた。ピタゴラス音階は音の間隔が簡単な整数比に基づいていることから作られている。これらの(高度に論理的な)根拠を用いて、初期のキリスト教の伝統の聖歌は最初は単旋律で、その後多声で、そして楽器伴奏込みで作られた。
西洋音楽年表
ポピュラー音楽
西洋音楽を公式に研究する場合に、よく忘れられる方面の音楽、つまりポピュラー音楽がある。勿論ポピュラー音楽とクラシック音楽の区分は明瞭ではなく、モーツァルトの「フィガロの結婚」などのオペラ(またはジンクシュピールSingspiel)は当時民衆の間で大ヒットしたポピュラー音楽であると言える。しかし大雑把に言えば、伝統的な"クラシック音楽"として今に伝えられる音楽は、キリスト教会の儀式という畏まった場で、あるいは貴族のサロンで上流階級を対象に聴かれたものが主であるのに対し、ポピュラー音楽は街路で、仕事中に、家庭内で聴かれた。ポピュラー音楽にどんなものがあるかは、ポピュラー音楽のジャンル一覧により見ることが出来る。