西武鉄道
西武鉄道株式会社(せいぶてつどう かぶしきがいしゃ)は、東京都西部から埼玉県南西部に路線を有する民営の鉄道事業者。鉄道事業の他、観光事業、不動産事業を行う。大手私鉄の一つ。西武鉄道グループの主要企業である。英名は「SEIBU Rallway Co.,LTD」。
歴史
西武鉄道は、現在の池袋線系統の路線を開業した武蔵野鉄道と、新宿線系統の路線を開業した西武鉄道(旧)とが合併してできた会社である。
西武鉄道(旧)
西武鉄道(旧)は、1894年12月21日に現在の国分寺線・新宿線の一部を開業させた川越鉄道に始まる。川越鉄道は1920年6月1日に武蔵水電に吸収合併された。武蔵水電は、1906年4月16日に後の大宮線(現在廃止)を開業させた川越電気鉄道がその前身である。1921年、武蔵水電は、同年に淀橋町~荻窪村間(後に東京市に譲渡。現在廃止)を開業させていた西武軌道を吸収合併した。
1922年11月1日、武蔵水電は帝国電灯に吸収合併された。同年11月16日に、帝国電灯は鉄道部門を独立させて武蔵鉄道に鉄軌道事業を譲渡、同社は西武鉄道(旧)に社名を変更した。
1927年8月30日、現在の多摩川線を開業させていた多摩鉄道\を吸収合併した。
1941年2月25日に川越~大宮間の大宮線を廃止、1942年に元西武軌道の路線(淀橋町~荻窪村間)を東京市に委託した(同路線は1951年4月5日に東京都に譲渡)。
武蔵野鉄道
武蔵野鉄道は、1915年4月15日に現在の池袋線の一部である池袋~飯能間を開業させ、1929年に吾野まで開業させた。1940年3月12日、武蔵野鉄道は、現在の多摩湖線を開業させていた多摩湖鉄道を吸収合併した。形の上では武蔵野鉄道が多摩湖鉄道を合併という形になるが、実際には、多摩湖鉄道の親会社である箱根土地(現在の株式会社コクド)が武蔵野鉄道の株式を買い占め、箱根土地の社長・堤康次郎が武蔵野鉄道の社長に就任した上で多摩湖鉄道を買収したものである。そのため、西武鉄道の株式のうち約45%をコクドが保有しており、他に西武建設の保有分を合わせると関連会社による持ち分は過半数を超える。この事実は、先述のような事情を如実に証明するものといえよう。
合併から現在まで
1945年9月22日、武蔵野鉄道は西武鉄道(旧)と食糧増産を吸収合併して西武農業鉄道に改称した。これは「陸上交通事業調整法」に基づくものであったが、実際の合併は終戦後となった。1946年11月15日、西武農業鉄道は西武鉄道に改称した。1946年、バス事業を西武自動車(現:西武バス)として分社化した。
鉄道事業
現有路線の総延長は179.8km、旅客営業キロは176.6kmである。成立や運転系統により、池袋線系と新宿線系に概ね大別できる。
池袋線系
池袋線:池袋駅 - 所沢駅 - 飯能駅 - 吾野駅(57.8km) 西武秩父線:吾野駅 - 西武秩父駅(19.0km) 西武有楽町線:練馬駅 - 小竹向原駅(2.6km) 豊島線:練馬駅 - 豊島園駅(1.0km) 狭山線:西所沢駅 - 西武球場前駅(4.2km)
新宿線系
新宿線:西武新宿駅 - 所沢駅 - 本川越駅(47.5km) 西武園線:東村山駅 - 西武園駅(2.4km) 拝島線:小平駅 - 拝島駅(14.3km) 多摩湖線:国分寺駅 - 萩山駅 - 西武遊園地駅(9.2km) 国分寺線:東村山駅 - 小川駅 - 国分寺駅(7.8km) 安比奈線:南大塚駅 - 安比奈駅(3.2km)(貨物線・休止中)
新交通システム
山口線:西武球場前駅 - 西武遊園地駅(2.8km)
廃止路線
大宮線
車両
優等列車用
10000系NRA(レッドアロー)
一般通勤用
20000系 9000系 6000系 4000系 3000系 2000系 301系 101系乗り入れ車両
営団07系 営団7000系
新交通システム用
8500系レオライナー
電気機関車
E31形
廃車車両
優等列車用 5000系 一般通勤用 701系・801系 601系 551系 501系 451系 411系 401系 351系
電気機関車 E851形
車両基地
小手指車両基地 横瀬車両基地 上石神井車両基地 南入曽車両基地 玉川上水車両基地 白糸台車両基地
留置線・場所
保谷 狭山ヶ丘
観光事業
不動産事業
主要グループ企業
西武鉄道グループを参照。
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