題目
題目(だいもく)とは、日蓮系・法華経系の宗派教団において勤行の際に用いられる「南無妙法蓮華経」の祈り文句のことである。連続して「南無妙法蓮華経」と繰り返し唱える修行を「唱題」という。 唱題の際、身延系(日蓮宗など)では「なむみょうほうれんげきょう」と発音している。富士系(日蓮正宗など)では、「なんみょうほうれんげきょう」と発音する。
なお、日蓮正宗の勤行には、唱題とは別に「引き題目」と呼ばれる作法もあり、この時は「なーむー、みょーほーれーンげーきょー」と一音一音が長く引き伸ばされて唱えられる。
また、仏教においては三宝・三学・三大秘法など数字の3を尊ぶところから、本尊への礼式として勤行や法要の始まりと終わりには「題目三唱」の化儀が広く用いられている。身延系では、「なむみょうほうれんげきょう、なむみょうほうれんげきょう、なむみょうほうれんげきょう」と一息に一唱ずつ区切って唱えるが、富士系の多くでは「なんみょうほうれんげきょうなんみょうほうれんげきょう、なんみょうほうれんげきょう」と、一唱目と二唱目を連続して唱えて後に息継ぎし、三唱目を唱えている。
ただし富士系の中でも新宗教の冨士大石寺顕正会だけは例外で、「なんみょー、ほーれーんげーきょー、なんみょーほーれーんげーきょー、なんみょーほーれーんげーきょー」という独自の発声法や、「礼(小声で二度「なんみょうほうれんげきょう」と唱えながら)を二回・題目三唱・もういちど題目三唱・最初と同様に礼を二回」という起源不明の作法(「ご挨拶」と呼ばれる)などが採用されている。
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