貨物列車
貨物列車(かもつれっしゃ)とは、鉄道において、貨物の輸送を目的とする列車である。旅客列車とともに鉄道発祥以来運転されている。列車の形態としては、貨車を機関車が牽引する形態が主流であるが、貨車自体が動力を有する電動貨車や気動貨車、あるいは動力分散方式の貨物電車もみられる。また、客車と貨車を併結する混合列車という形態もある。
日本においては、鉄道開業以来、貨物列車を操車場で組替えながら貨車を継送し、貨物を取扱う各駅で貨車を解結していくヤード輸送方式が主流であったが、輸送方式の転換により1985年に全廃され、コンテナ貨車や物資適合貨車を主体とした拠点間直行輸送が主力となっている。欧米では、現在においても最も安価で効率的な貨物の陸上輸送手段として物流の主役であり、百両近い貨車を連ねた長大な貨物列車が運転され、ピギーバックやデュアルモードトレーラーシステムなど、他の陸上輸送手段との連携も進んでいる。
現在の日本では日本貨物鉄道(JR貨物)が、JR旅客鉄道会社の線路の一部を借受ける形で営業(第二種鉄道事業者)しており、これに接続するごく少数の私鉄や専用鉄道が末端部の輸送を受け持っているに過ぎない。従来は、鉄道が開業すれば旅客営業とともに貨物営業を行なうのはある意味当然であり、駅で貨物扱いを行うのも普通であった。
関連項目
貨物線 臨海鉄道 一般駅 貨物駅 操車場 旅客列車 荷物列車
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