高精細度テレビジョン放送
高精細度テレビジョン放送(こうせいさいどテレビジョンほうそう、HDTV: High Definition Television)とは、走査線の数を多くし鮮明な映像を実現したテレビジョン放送。
電波法施行規則では、 走査方式が一本おきであつて、ひとつの影像の走査線数が1,125本以上のもの 走査方式が順次であつて、ひとつの映像の走査線数が750本以上のもの を「高精細度テレビジョン放送」と規定している。
アメリカやヨーロッパ、日本がそれぞれ開発している。日本ではアナログ伝送による規格MUSEをNHKが開発し、ハイビジョンという愛称で放送がいち早く始まった。NHKはハイビジョンを世界の統一規格にすることを目指し、欧米で精力的な標準化活動を続けたが、政治的その他さまざまな理由から日米欧はそれぞれ異なる方式でHDTV放送を行うことになった。
日本では2000年(平成12年)12月1日よりBSデジタル放送、2003年(平成15年)12月1日より地上デジタルテレビジョン放送の本放送がそれぞれ開始されている。
アメリカでも、地上デジタル放送の規格の一貫として高精細度放送の規格が決定され、関連の政策が整備されたことで、高精細度放送を受信できるテレビ受像機が出回るようになり、また高精細度放送用の番組制作が行われるようになりつつある。