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電話

無線関係における通信方式としての「電話」については、電話 (電波型式)を参照のこと。
電話(でんわ)は通信手段の一つで、電話機音声を電気信号に変換し、電話回線を通じて離れた場所にいる相手方にこれを伝え、お互いに会話ができるようにした機構および、その手段のことをいう。

現代の電話回線は世界的に相互接続され、電話網を形成している。また、技術の進歩に伴い、固定された電話機同士の通話にとどまらず、携帯電話自動車電話IP電話などとの通話も可能になっている。インターネットへの接続など、コンピュータ間の通信にも応用されるようになり、社会における重要な通信手段の一つとなっている。

電話のしくみ

電話は、電話加入者ごとに割り振られた番号である電話番号を使って接続の制御が行われる。通話は原則として一対一の加入者間で行われ、終了するとその伝送路は他の通話に用いられるようになっている。従来この接続作業は交換手と呼ばれる専属の職員が行う手動式であったが、日本の場合は機械化されており、特に指定しない限り、電話交換機が自動的に接続する。これを自動式という。以下に通話までの手順を示す。

自動式

• 電話をかける側は、受話器を上げて通話可能か確認する。通話が可能な場合は信号音が流れる場合がほとんど。 • 電話番号を指定する。回線種別がパルス方式(ダイヤル式)の場合は、ダイヤルを回すかプッシュボタンを押してかけ、プッシュホン方式の場合はプッシュボタンを押してかける。 • 電話交換機間で番号情報がやり取りされ、受ける側の電話機や端末が呼び出される。 • 受け側の電話機が着信を知らせる。ベルや着信メロディ、バイブレーションなどを用いられる場合が多い。 • 受け側が受話器を上げ、これに応答することで、通話が開始される。 • どちらかが受話器を置くなどして、終話の操作を行うと回線は切断(復帰)される。

パルス式(ダイヤル式)…電話番号の交換機への伝達に、電気信号の断続回数(パルス信号)を用いる方式。この信号はDP(Dial Pulse)と呼ばれる。従来の、いわゆる「黒電話」は、ダイヤルを回すことで、物理的にパルスが発生していたが、現在の電話機は押しボタン式で擬似的にパルスを発生させる。(切り替えによって、下記トーン式にも利用可能) • トーン式(プッシュ式)…電話番号の交換機への伝達に、番号と対応した音の周波数信号(DTMF、「ピッポッパッ」)を用いて、交換機に電話番号を伝える方式。登場当初、ダイヤル操作に円形ダイヤルを回すのではなく、番号ボタンを押すため、プッシュホンとも呼ばれる。 • ISDN…従来アナログ方式だった電話をデジタル信号が伝達できる方式にしたもの。ISDNは国によって仕様が若干異なる。

手動式

電話局に常駐する交換手(オペレータ)が通話を媒介する。

• 発信者が交換手を呼び出す。 • 交換手に相手先電話番号を告げる。 • 交換手が連絡を取り合いながら物理的に回線を操作して接続する。 • 受け側の交換手が受け手を呼び出す。 • 受け手が応答し会話が開始される。 • どちらかが終話の操作を行うと回線は切断される。

交換手の呼び出し方には以下の方法があるが、日本では既に廃止されている。現在では100番通話(終話後、オペレータが料金を知らせるサービス)やコレクトコール(電話の相手先が通話料金を支払うサービス)などを用いない限り交換手を経由することはない。 • 磁石式…発信時、電話機に内蔵されている、交換手呼び出しハンドルを回して交換手を呼ぶ方式。 • 共電式…発信時、受話器を取ることで、自動的に交換手が呼び出される方式。

電話の種類

固定電話…家庭やオフィスなど、家屋に固定して設置され、月毎に通話料金を支払う有線式電話。 • 公衆電話…街頭や公共施設内に設置され、コインプリペイドカードクレジットカード等で利用可能な電話。 • 携帯電話…電波を利用して、主に陸地の好きな場所から通話を可能にしたもの。 • PHS(Personal Handyphone Systemの略称)…携帯電話の一種。弱電波を利用する。家庭のコードレス電話の子機としても、屋外での利用もできるようにしようとしたもの。 • 船舶電話…電波を利用して、海上を航行する船舶と陸地の通話を可能にしたもの。現在では、人工衛星を利用したシステムに変化している。 • 衛星電話…中継手段に人工衛星を用いて陸上、海上問わず世界中のどこでも利用できるようにした電話。 • 内線、インターホン…学校、企業、ホテルなど、特定の組織内で番号を割り当て、専用回線や内線交換機を使用し公衆電話網を使用せずに通話できるもの。 • IP電話…電話交換機ではなく、TCP/IPプロトコルのルーターなどの交換設備や専用回線を利用したもの。インターネットを利用したものはインターネット電話と呼び区別することも多い。 • テレビ電話…音声と同時に映像を送る事ができるようにしたもの。

電話ではないが、類似のものとして以下のものがある。 • 伝声管…船舶内などにおいて、金属の管により音声の空気振動を拡散させずに、少ない減衰で相手に伝達する。 • 糸電話…玩具のひとつ。音を電気信号に変換せず、膜と糸を媒介として機械的な振動により伝える。紙コップの底に糸を張り、他の紙コップとつなぐことで作ることができる。会話をする時には糸を真っ直ぐ張り、口や耳を紙コップに触れさせて、声の振動がよく伝わるようにする。

電話関連

ファクシミリ(FAX) : 紙に書いた画像や文字を送信できるもの。 • 無線呼び出し(ポケットベル): 電波を利用し、全国どこにいても電話から呼び出せるようにしたもの。 • 電話交換機 電話番号から、相手を選び接続するための装置。 • 交換手 交換機が普及する前に相手までの経路を繋いでいた人。 • テレホンカード 公衆電話を利用するためのプリペイドカード。 • 3桁番号サービス→電話番号参照 • キャプテン通信:電話回線を利用し文字情報を提供するサービス

電話の歴史

Generally attributed to the inventor Alexander Graham Bell, the first was built in Boston, Massachusetts, in 1876. According to other Sources Philip Reis invented it in 1860, but due to a false translation of the german word "Telephon" his invention was considered only the predecessor of Bell's one.

1876年 - アレクサンダー・グラハム・ベルが電話機を発明。 • 1878年 - 国産1号電話機 • 1890年 - 東京・横浜で電話サービス開始 • 1926年1979年 - 自動化(ダイヤル式)への移行 • 1969年 - プッシュホン登場 • 1985年 - 電話市場開放 • 1988年 - ISDN方式デジタル電話INSネット64開始 • 2001年 - マイライン開始

外部リンク

電話創業の父石井忠亮

電話会社

日本電信電話株式会社(NTT) • KDDI日本テレコム

関連項目

電話交換機ホットライン電話帳

外部リンク

逓信総合博物館




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