遠藤周作
遠藤周作(えんどうしゅうさく、1923年3月27日 - 1996年9月29日)は日本の小説家。カトリック信者であり、作品は純文学派で、日本人のカトリック信者と言う特殊な立場から作品をえがき、また弧狸庵と称しユーモアに富んだ作品も発表した。息子の遠藤龍之介は、フジテレビに勤務。彼の母親がカトリックの信者だった影響で、幼ないころに洗礼をした。その後の家庭内のいざこざで母と離別、神戸に移動した。このような、成長時の経験が彼の作品に深く反映されている。白人のカトリック信者からも、一般の日本人からも自分はよそ者であると言う意識や肺結核との羅患者としての人生による外傷も、多くかかわっている。彼の作品では主に人生と道徳構造を主題に据えて作品に取り組んでいる。カトリック信仰が様々な段階から垣間見れ、信仰そのものが主題となっている物も多い。多くの登場人物は複雑に入り組んだ道徳的なジレンマと闘い、その選択によってより一層込み入り、悲劇を生む。
また、彼の小説では弱者の視点というのも多くある。これはカトリックの信仰が良くも悪くも影響している。
1955年 -『白い人』により第33回芥川賞を受賞 1958年 -『海と毒薬』により第5回新潮社文学賞および第12回毎日出版文化賞を受賞 1966年 -『沈黙』により第2回谷崎潤一郎賞を受賞 1978年 -『キリストの誕生』により第30回読売文学賞を受賞 1994年 -『深い河』により第35回毎日芸術賞を受賞 1995年 - 文化勲章授章